ちいさなSPORTSMANSHIPプロジェクト

ちいさなスポーツマンシップ研究所

海を越えた異国の地、欧米と言われる地では、スポーツマンは、運動能力に秀でた人という意味ではなく、信頼に足る人、Good Fellow(よき仲間)という意味のようです。19世紀英国のパブリックスクールで近代スポーツが政策的に生産され、世界化したと言われています。日本においては、明治維新の際、薩摩藩出身の後に初代文部大臣となる森有礼さんが、ドイツの地で体育という教育を見聞し、英国ではスポーツという教育を見聞し、富国強兵政策という時代において、ドイツ式の体育を選択したというお話がスポーツマンシップの授業などでお聞きしています。英国式のスポーツはゲーム性や主体性や思考力が求められ、ドイツ式の体育は、体操、上官の指令に忠実に従う、右向け右、思考停止的な色合い、という違いがあると説明されます。時を超え21世紀、時代はグローバル時代、日本は体育からスポーツへという名のもとに、スポーツの世界も変動してきている最中といっていいと思われます。2010年代にはスポーツ庁が出来ました。2010年代後半からはスポーツビジネスが注目を置かれていると思います。スポーツの道徳と言えるスポーツマンシップを365日考え学び研究し、よりよい未来づくりに貢献して参りたいと思います。


 SPORTSMANSHIPの素敵なお話

~みらいを躍動するお子様方へ届けたい素敵なお話~

「ある世界一のプロゴルファーのスポーツマンシップ」

偉大なゴルファーの方が人生を振り返り、このように述べています

将来、ご家族を、そしてスポーツを、健康を、笑顔を

たいせつに素敵なお時間を過ごしていらっしゃることを願っております


人生を振り返ってみて、私はつくづく幸せな男だったと思う

しかし、その理由は多くの人が即座に思いつくものとは少し違うかもしれない

幾多のゴルフ・コースで手にしてきた成功のおかげではなく、

私が心から愛する家族がいるからこそ、

私は幸福だと思えるのである

私は五人の素晴らしい子供たちに恵まれ、今は19人の可愛い孫たちに囲まれている

彼らこそが、私の最も大切にする勝利のトロフィーなのだ

そして、彼らこそが、私がゴルフ・コースで成し遂げてきたことよりも

大切な私自身の遺産となるだろう

もちろん、私はゴルフというゲームをこよなく愛してきた

それと同時に私は自分の家族をゴルフ以上に心から愛してきた

その双方向があったからこそ、私は素晴らしい瞬間の数々を体験することができたのだ。