世界をわかした笑顔の素敵な商社マン

1920年6月30日英国

世界をわかした笑顔の素敵なジェントルマンのお話です

テニスのウィンブルドン世界選手権に日本人として初出場

準決勝、対戦のお相手は、米国のビル・チルデンさん

第3セット5-2リードの時、伝説の一打を放ちます

お相手が足をすべらせ転倒、ボールをオープンスペースに放てばポイント、そのセットをとれるという時

足をすべらせたお相手が返球できるように

ゆっくりと山なりのボールをお相手に放ったと言われています

その直後、立見席で人もあふれる会場からスタンディングオベーションが起こったと言われています

翌日のロンドンタイムズ誌は

「清水さんはよくがんばった、そして、スポーツマンシップがどんなものであるか示してくれた」と

称えたと言います

その笑顔の素敵なFAIR PLAYのジェントルマンは年を重ねてこのような言葉をメッセージしていらっしゃいます


私は渋沢栄一先生から論語の士魂商才ということばを学びました

この士魂商才が自分の一生を通じての座右の銘であり

また60年間TENNISを通じて精神的に鍛練した1つの偉大な収穫です

士魂という精神を4つのコンを頭に持ったことばを以て説明します

第1のコンはConcentration 精神の統一、精神の集中

第2のコンはControlボールと自分の情操的精神のコントロール

第3のコンはCobination協力一致、チームワーク

ダブルスなら2人の協力、シングルスならネットプレイとベースラインでのプレイなどのコンバイン

第4の最重要のコンはConfidence自信を持つこと

この4コンを十分完全に体得するに至らばTENNISは申すまでもなく如何なる方向に向かって進むとも

必ずや真に立派な大成をするものであることを自分は深く信じて疑わない