世界一へ、目的イシキ
TOKYO LITTLE SPORTSMANSHIP ACADEMY
新年度がはじまりましたね。 桜も咲き始めているようですね。
新年度がとってもステキな一年となりますことを祈念申し上げます。
さて、ノスタルジーに浸る訳ではありませんが、13年前のお話を、新年度のご挨拶に。
東日本大震災のひと月前、2011年2月、ナショナルトレーニングセンターにてテニス関係者の方々が500名くらい集う
カンファレンスが行われました。
とても熱気に満ちた場でした。
ソニーという大企業の会長様がとてつもない迫力で演台でメッセージをされました「もう一度、このトロフィーを、日本へ」
当時、男子ジュニア16歳以下日本代表チームがアジアオセアニア予選を1位で突破し、本大会でも優勝
ジュニアデビスカップ男子U-16国別対抗戦 世界1に
昭和の日本の高度経済成長と共に走ってこられた大経営者の迫力を目の当たりに、
とてつもない熱量でメッセージされていたことを思い出します
日本のTENNISのトップジュニアの方々を支援されている会長様、
その会長様と共に世界へ駆け上っていかれた日本人プレイヤーの方のお話へ入っていきましょう。
たいへん恐縮ですが、とても大事なトピックに思いますので、諸々の情報から引用をさせていただきます。
10代の前半から、とにかく目的意識が高かったと、聞きます
2011年シーズン、ヨーロッパのスイスの室内の大会で、準決勝で、当時世界一位のノバックジョコビッチ選手に勝利、
決勝のお相手は、あこがれのフェデラー選手、決勝戦は1-6 3-6で敗退。
試合後のコメントです「努力はしたけど、完全にフェデラー選手のペースでした、彼とプレイすることは目標のひとつ。
決勝に進出できたことはうれしい」と。
その翌年、アジア最高のテニスプレイヤーと言われる偉大なプロテニスマン、世界ランク最高位2位、
175センチ72キロの体で、もっと体の大きいTENNISプレイヤーと切磋琢磨し、
17歳3か月の時には
テニスの4大大会フレンチオープンチャンピョンになられたマイケルチャンコーチからアドバイスがありました
「フェデラー選手によって自分の自信は完全に砕かれました。何をすれば良いのか分からなくなってしまいました」
というコメントに対し、チャンコーチのメッセージ
「あなたは、一つのミスをしています。2011年のジョコビッチ戦後のインタビューで、こう言いました。
昔から憧れの偉大な選手と対戦することワクワクします、と」
「コートに入ったら、お相手に勝つという強い覚悟が必要です。あなたは憧れの選手とプレイできることで
満足してしまった。人を尊敬することは、素晴らしいことです。
しかし、コートにテニスプレイヤーとして立ったら、お相手が憧れの方であっても、 勝利するというゴールに向かって、
プレイする、強い覚悟が必要です」
お相手が誰であっても、あなたが成すべきことだけを思考し、集中して、頑張ること、考えること、判断すること、
が大事という意味です。
今を自分ができるベストを尽くす、 という強い気持ちが大切です。
お二人は、師弟として、世界トップ10入りを果たし、世界の頂点に駆け上がって行きました。
2014年8月USオープン、アジアにルーツを持つお二人は、男子アジア人初のグランドスラム決勝進出を果たします
マイケル・チャンコーチは言っています 「自分自身や自分のプレイに本当に自信を持つことができれば、
自信がプレイに表れるようになれば、一段レベルアップするはずです。
大切なことは、自分を信じることです。最高のプレイヤーにも勝てる。しかも大きな試合でも勝てると信じることです」と。(2012年10月)
みんなも目標や夢や志を持ち、目的意識を持ち、歩んでいかれると良いですね。
たとえ、第1シードの選手と対戦したとしても、勝利という目的を意識し、今できるベストを尽くす、それだけに集中、、、そしてご家族やコーチ、応援してくださる方々への感謝を胸に。
心に光輝く勇気を、目的意識を
目的意識は、当事者意識とも言います。
学年もひとつ進級ですね、、、学校生活でも、目的意識と当事者意識をたいせつに、、、お勉強も最善を、、、